海の甲子園が終わり、無事帰ってきました。
結局2日目の今日も順風から強風域のコンデションで3レース行われました。
昨日の雪辱を誓って出艇していきましたが、1年生にとってハードコンデションで
あることに違いなく、苦しい大会となりました。
それでも、経験というのは人を成長させるのか、昨日よりも順位も内容も
進歩しております。
机上で理解していても結局、実践あるのみということでしょうか。
普段の練習ではこのコンデションで乗せてあげたくてもこれだけしっかりとした
時間を乗り込むことはそうできません。
どれだけ頭で理解していても、実際にできるかどうかは別問題です。
自転車は転けて学べ。ではないですが、最近は方法論にこだわりすぎて大切なものを忘れかけていたのかもしれません。
もちろん安全第一で練習することは絶対です。
安全を担保していくために、必要なものは技術力、航海術ですが、その技術力を身につけるために強い精神力や体力が必要となってくることを再確認することができました。
成績もほとんどつかず、本人たちは悔しさだけが残る大会だったのかもしれません。
しかし、確実に成長できたことは間違いがないし、練習と実践の違いも感じられた
ことは大きな収穫であると思います。
少し無理があるかな?と思いながら本遠征メンバーを決定しましたが、選手はよく頑張りました。
そして、ハルトはオールトップで優勝することができました。
インターハイでは悔しい思いをしましたが、課題に対して取り組むことができたのではないかと思います。まだまだですが、国体、全日本優勝に向けてさらなるレベルアップを図ろう。
竹内はレース中の定位置は第二グループとなりましたが、女子で準優勝。
この結果もなかなか頑張ったと思います。インターハイ予選で負けてしまってサポートをしておりましたが、悔しさをバネに初めての表彰台です。
まあ、随分と泣きベソをかきながらここまできましたが、一つ結果が出たのは本人の頑張り。ひっそりと頑張ってきた部分もありますから、そこは褒められるところです。
やっとスタートラインに立ったかな?と付け加えておきます。
2年生の島田、中野もこれからです。悔しさいっぱいだと思いますが、努力の上に花が咲く。花が咲かない時は根っこが成長しているとき。これからが大切です。
最後に。
技術的に未熟な選手たちを参加させていただき、安全に運営いただいた方々に心より感謝申し上げます。
この点についても、最近忘れかけていたのかもしれません。ある程度技術力のある選手を連れて大会に出場していると、自チームの選手が走れているのかどうか心配になるということはほとんどありません。
今回の遠征のように指導者側がある種の不安も感じながら選手を探しているときに、運営の方が監視して下さっている安心感は絶大です。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
1年生も2年生も私も本当に学びの多い大会となりました。
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