2020年3月15日日曜日

コロナDAY15

コロナウィルスで学校、部活がなくなって約半月がたちました。
部員はトレーニングはしていると信じて、こちらはせっせとメンテナンスしています。
最近まではジブシートやスピンシートといったロープの予備を作ってました。
ロープ類も言ってしまえば(ヒモ)ですから、変形して滑ったり切れたりします。
ちなみに帆(セール)を直接出し引き(トリム)するロープをシートと言います。それ以外はロープです。
ロープもそのまま使うのでなく、スプライスといって編み込んだりテーパーかけたり、繋いだりして作成します。切れたら洒落にならないので丁寧に。。。
ゆえに一本、1時間くらいかかってしまいます。
夏の時期にこういう時間はなかなかとれないので、ひたすらチクチクやってました。
艇の方はガスケットの交換。これは少しでも割れていると激遅になるので張り替え。
マル秘?のセットアップ。最初が肝心で壊れやすい部分に補強をいれたり、交換したり。新しかろうと古かろうと、ガタガタしてたら良くない。基本はビシッ!で。極端な話、数値的なセッティングより大事だと思います。

堀Tは水漏れ艇にネバネバコーキングと格闘し、泣きそうになりながら仕上げてました。
今は一艇ずつチェックを開始したところで2艇目。

ヨットも車と同じで消耗品のパーツがたくさんあり、壊れてしまうまえに交換していかないと大変なことになります。車は警告灯が点きますがヨットは目視です。
選手がその目を持てるのがベストですが、経験もいるためなかなか難しいのが現状です。

昔話になりますが選手時代、津工業ヨット部では一年生でも乗らないような艇に乗っていました。すぐ壊れるし、水は漏れるし。結構悩みました。
学生時代10年目にして念願の新艇に乗せてもらった日の感動は今でも覚えています。毎日乾拭きしてました。
そのためか艇を大事に使う意識は人よりあると思います。

艇の新旧で優劣がつくとは思っていませんが、新しい艇のアドバンテージは壊れる心配が少ないことです。
そのアドバンテージを保つためにも、このメンテナンス期間を大切にしていきたいと思います。
乗り手には大事に使う意識を持ってほしいと思います。

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