2019年10月7日月曜日

茨城国体を終えて

茨城国体が終わりました。

結果は先にもお伝えしましたが、420男子(木村・熊本)準優勝。レーザーラジアル男子(黒田)7位入賞。女子420級(坂口・間中)15位。女子レーザーラジアル級(竹内)14位。で大会を終えました。そして、三重県チームとして天皇杯6位を獲得しました

木村、熊本、間中は高校生として最後の大会を終えました。
木村、熊本は5月のJOCを終えてから少しずつ結果が出せなくなりました。
東海総体ではギリギリ通過。ワールド、インターハイでは後輩に負けるという状況があり、その後も状況は芳しくなく、試行錯誤を続ける毎日でした。

茨城に到着してからの事前練習も、トライアルレースが行われた日の夜も、最後まで話し合いました。
やれることは全てやろうということで、厳しい意見も散々言いました。
こだわりもプライドも全て捨てて意識から考え直しました。
苦しい時を耐えて、耐えて、我慢して。それでも優勝目指してやってきました。

そして迎えた初日。2レース実施して、暫定トップに立ちました。
最後は結局、コミュニケーションでした。
お互いを信じること。

最終的には準優勝でしたが、最終レースも最後まで優勝争いを演じました。
もう、何も言うことはなかったです。
おめでとう、よく頑張った!それだけでした。


彼らは今後も進学してヨットを続けていく道を選択しています。
実力はまだまだ。大学では全く通用しないでしょう。
ただ、うまくいかない状況を打開していくプロセスを最後に学んだと思います。

最後の最後にシビれる戦いを見せてくれてありがとう。
表彰式を終えてプレッシャーから解放されたライバル達と談笑する姿は頼もしくもあり、見ていて嬉しかったです。
自分も本当に勉強させてもらいました。

そして間中。
去年の国体では9位と入賞を逃しました。
その後元々乗っていたペアが途中でいなくなるという、出来事もあり不安定になった時もありました。というより、ずっと頭には残っていたのでしょう。
本人は覚えているかわかりませんが、JOCの唐津遠征時にボートの上でこれ以上過去に戻るなと叱咤しました。
なかなか煮え切らない状態で続けさせてしまったことに責任を感じています。
もっと良い指導者ならビシッと切り替えさせられていたのかなと。
ペアの坂口も大きなプレッシャーを感じていたはずです。

自身に反省はあるのですが、彼女たちが現状できることは全て出し切っての結果ですから自信を持ってほしいです。
間中には天皇杯の受賞をお願いしました。


今後も続けていく意志があるので、高校の悔しさをぶつけてほしいです。

3年生の3人は最後まで本当にお疲れ様でした。

そしてありがとうございました。



























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